負の感情を感じてはいけないというのは嘘です。
例えば、怒りはどう考えても、強烈な+エネルギーに転じる事が可能です。
怒りをバネにして、成功したなんて話しは、世の中、いくらでも聞く事が出来ます。
問題は、エネルギーの向ける方向制の話しなのです。
怒りだって、ちゃんと障害物に向けて、爆発させる分には、岩石を砕くダイナマイトの如く、世界に発展をもたらします。
ダメなのは、火の付いたダイナマイトを懐にしまって、爆発させる事です。
自分が、木っ端微塵です。
ちなみに、怒りに関わらず、大半の負の感情は、エネルギーを向ける方向を工夫さえすれば、引き寄せエンジンのガソリンになります。
つまり、負の感情は、ドンドン感じて下さい。
それはそれで、ガソリンスタンドなのです。
通常で言われる『正の感情』が、ハイオクのガソリンで、
『負の感情』が、レギュラーのガソリンぐらいに思って下さい。
『正』の方が、使い勝手が良いのは確かです。
さほど、工夫しなくても、良い方向に向かせやすいからですね。
『負』の方は、どこに向けるかは、しっかりと考えねばなりません。
しかし、どう工夫しても、プラスにするのが難しいエネルギーもあるのは確かです。
それが、『自己嫌悪』の感情です。
他の負の感情、つまり、七つの大罪と言われる、
高慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰、辺りは、いくらでもプラスに転じる事が可能です。
ちなみに、『怠惰』をどうやってプラスにするの?
と思うでしょうが、これはものすごく一般的なネタです。
『今、頑張れば、後で楽が出来ます!!』とかそういう話しですね。
で、どうしても、『自己嫌悪』だけは、プラスにする事ができません。
なので、これに関しては、既存の言い方の如く、『感じてはいけない!!』で、正しいのですが、
それ以外の負の感情は、本質的に何の問題もありません。
むしろ、逆に言ったら、それがなければ、物理場での成功はあり得ないと思って良いです。
マインドは、私達のガイドです。
そのガイドは、言葉を話せません。
その換わり、『正』と『負』の感情という言語を用いて、私達に語りかけてくるのです。
正が『○』で、負が『×』ではありません。
負をもって、願望へ導く方が、適切だとマインドが判断したならば、それは『○』なのです。
『良い子にしていないと、ナマハゲが来るぞ!!』
恐怖を持って、良い子に導く。
昔から、世界中でやられている事です。
マインドも同じ事をして、私達を、プラスの方向へ導こうとする事があります。
つまり、負の感情も含めて、全てが、光の世界へと向っているのです。
全てを、ただ感じて、受け入れるのです。
正だの負だのを超越したとき、すべては未来という頂上に向って、波打ちながら山上を駆け上がる、一本道である事を知るのです。