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引き寄せは「自分を知る」ことから始まる理由!




意外に聞こえるかもしれませんが、引き寄せにおいて、最初に重要な事は、『自分を知る』事なのです。

と言うのは、私達が引き寄せで効果を発生させようとする次元は、大概の所、物理次元です。

形になっている物で、引き寄せたいわけです。

引っ張り込む物は、この世に存在するありとあらゆるマテリアルを配合したり分解したりしながら、自分の元に持ってくるわけですから、大概の事は叶います。




しかし、自分という存在を、配合したり分解したりするのは、ある程度で限界があります。

もちろん本気であれば、自分を別人にする事も可能です。

そんな事できるの?と思うかも知れませんが、意外と日常にもあります。

悪い例で言えば、カルト宗教に洗脳された方なんかは、その最たる例ですよね。別人です。

また、彼は東京へ行ってから、別人になってしまった……、なんてのも一つの例です。

とは言うものの、それを意図的に起こして、自分を改造しようと迄する人は意外と少ないのです。

だから、この話が重要なのです。




で、『引き寄せ』そのものは、何でも引き寄せます。

しかし、それを受け取る『受け皿』に当たる自分という存在は、大方、形が決まっています。

丸鍋に、四角い蓋は、収まらないのです。

四角い蓋を収まらせる為には、その前に、自分を四角く形成しておく必要があるのです。

引き寄せの法則って、読んで字の如くです。


引き寄せては来ます。

しかし、それを、掴むのは自分なのです。

よく言うように、器が出来ていないと、その願望はトラブルの種になります。

大金を扱う器が出来ていないにも関わらず、宝くじで3億円当たったら……、みたいな良くある話しです。

まだ遊び足りない、若い男が、子供が出来てしまったが為に、無理に結婚する事にした。

これは、非常に心配な流れですよね。


また、全然向いていないのに、憧れだけで、引き寄せた仕事なんていうのは、本当に行き着く先は地獄です。

で、なぜ、こんな話しをしているのか?

というと、

今の自分に取って本当に必要か?必要ではないのか?

これを判断するのは『顕在意識』なのです。




けして、間違わないで下さい。

一般に、必要な物が引き寄せられてくる。

そして、必要では無いものは、引き寄せられてこない、と言われます。

これは、間違いなく『真っ赤な嘘』です。


その人の人生に必要無いものでも、引き寄せ様としてしまったら引き寄せられてきます。

そして、人生という貴重な時間を無駄にします。

満員電車に潰され、会社ではボロ雑巾の様に扱われ、営業先ではゴミ同然の扱いを受け、家庭では奴隷そのものとして扱われ、子供からは燃えないゴミ扱いをされる、哀れなステレオタイプサラリーマンが居ます。

彼らは、自分に必要無いものを引き寄せ続けた結果として、地獄に落ちているのです。




なぜ、そんな事になったのか?

自分を知らないからです。

自分さえ知っていれば、そんな愚を犯す事にはなりようがありません。

自分という物理的な形に、合わない物を引き寄せると、上記の様な哀れなサラリーマンになります。


で、こういう方達が、地獄に落ちようとして、落ちたのか?というと、もちろんそんな事はあり得ません。

天国へ登ろうとして、地獄へ落ちたわけです。

ここを良く理解してください。


仕事人間じゃないのに、給料の良い大変な仕事を引き寄せるから、ボロ雑巾に成る訳です。

人間力もないのに、営業職なんか引き寄せるから、ゴミ同然の扱いを受けるわけです。

家庭人間じゃないのに、結婚を引き寄せるから、奴隷になるのです。

子供好きじゃないのに、子供を引き寄せるから、子供に嫌われて、燃えないゴミ扱いを受ける訳です。

全ては、一般論で言う『幸せ』を望んだ結果、自ら地獄へ落ちていったのです。

一般論で言う所の『幸せ』という『テンプレート』に無理矢理あわせようとしてはいけません。




自分という形に合った物だけを『引き寄せる』のです。

つまり、器に合った物であれば、それはパズルのピースの如く綺麗にハマるのです。

もちろん、言う迄もありませんが、

最初に言った様に、器その物を、引き寄せによって、全改良してしまうという事は可能です。

しかし、自分という存在を、別人に変更してしまうという所まで、やろうとする人は、非常に少ないのです。

だから、そういう意味において『自分を知る』という事が大事だというお話なのです。


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