妊娠すると食べ物の好みが変わると言いますよね。
子供の頃は、こんな苦い物を好き好んで飲んで、大人はアホじゃないのか?
そんな風に思っていた子供が、大人になったら、毎日ビール三昧になっていたりします。
ここで、言いたい事は、人生が変わる時は色んな事の『好み』が変わると言いたい訳です。
おしゃぶりを取り上げたら『うぎゃー』と騒ぎながら、小学生には成れません。
子供の頃に『ママ大好き』・『親の言うこと良く聞く』は、とても良い子であの子の様に成りなさいと言われます。
大人になって『ママ大好き』・『親の言うこと良く聞く』は、残念ながら世間では『マザコン』と呼ばれます。
引き寄せを実践すると、まずその人の『波動』が変わります。
そうすると、波動の合わなくなった以前の物は、嫌いになります。
そして、波動が合うようになった新しい物が、好きになります。
今回は、その中でも『音楽』という題材を取り上げてみたいと思います。
音楽は本当に顕著です。
なぜかというと『音楽』は純度の高い『波動』だからです。
いわゆる、振動数その物です。
で、引き寄せの法則で、言っている、潜在意識を書き換えるというのは
『悪い潜在意識』を、『良い潜在意識』に入れ替えるという事です。
言い換えると、『低い振動数』を『高い振動数』に変えるという事です。
つまり、聞いている音楽は、そのままその人の『潜在意識』になります。
引き寄せを実践しながら、好きな『低い振動数』の音楽を聴き続けたら、まったく意味がありません。
ちなみにここで勘違いをしないでいただきたいのは、『高い振動数』とか、『低い振動数』というのは、いわゆる音楽的にレベルが高いとか低いとかいう意味ではありませんよ。
低い振動数の『芸術的名曲はいくらでもあります』
と、言うか、芸術は『低い振動数』の方が多いと言っても良いくらいです。
例えば、『絵画』で考えると、より分かりやすいと思いますが、『明るい名画』よりも、『暗い名画』の方が圧倒的に多いような気がします。
音楽でも、ただの『ラブソング』よりは、『失恋ソング』の方が多いんじゃないかな?と思います。
意味は分かりますよね。
『低い』と『高い』はそういう意味ですので、勘違いしないで下さいね。
その人の人間性は、その人の『友人』を見れば分かる。
と言いますよね。
同じように、その人の『潜在意識』は、その人の好む『音楽』を聞けば一発で分かる訳です。
つまり、『同周波数』に調律されているからです。
そもそも、芸術というのは、そのアーティストの潜在意識、つまり『意識状態』を投射したものに他なりません。
なので、その投射物を、浴びれば浴びるほど、自分の潜在意識に、そのアーティストの潜在意識が投射されていくのです。
ちなみにその音楽に『歌詞』がある場合。
歌詞は、そのまんま『アファメーション』です。
というか、そういう事に成ってしまいます。
音楽は、時々しか聴きません。
というなら、別に問題ありませんが、頻繁に聞く場合は、結構要注意です。
ずーっと聞いている音楽があるならば、1曲という意味では無く、ある1人のアーティストという意味です。
それも毎日の様にですね。
すると、もちろん、完全なるそのままでは無いまでも、そのアーティストが表現している世界感の人生が、そのまま自分の人生として『翻訳』されて現われてくる訳です。
潜在意識の書き換えに成功したとき、分かりやすいサインとして、音楽の趣味が変わります。
もう、波長が合わなくなっているので、逆になんか嫌な感じを受ける位です。
これは、本当にビックリしますよ。
なので、これは進捗状況を確認する、分かりやすい目安となります。
逆の使い方をするならば、聞く音楽を強制的に変えれば、潜在意識もそれに合わせて書き換わります。
つまり、無理矢理、調律されてしまいます。
くどいですが、芸術は『潜在意識そのもの』なので、同調作用を起こさせやすいのです。
後は、タマゴが先か、ニワトリが先かで、どっちでも良いのです。
ただ、いずれにしても、一致しますよ!と言いたいわけです。
しんみりとした『フォークソング』や『演歌』を聞きながら感傷に浸るのは簡単ですが、
『クラブミュージック』や、『トランス』を聞きながら、落ち込むのって、なかなか無理がありますよ。
まとめると、潜在意識の書き換えがどこまで進んだのか、計るメモリの役割として、『音楽』は非常に分かりやすい。
そして、逆の使い方として、強制的に聞く音楽を、望む人生を体現しているだろうと思われる音楽に変えてしまう。
それでも、潜在意識は徐々に書き換わっていく訳です!!
という、お話でした。