皆様は、将棋というゲームをやったことがありますか?
別に私も詳しくはありません。
友達同士でトランプで遊んだりしますよね。
そのぐらいの感覚で、学生時代に友人の間で流行っていた時に、遊んでいたぐらいです。
別に『将棋部』とか、そういう訳でもありません。
休み時間の暇つぶしレベルです。
素人中の素人です。
なので、別に将棋の解説をするわけではありません。
ご安心下さい。
で、この将棋って、
こんな感じでコマを動かすわけですよね。
繰り返しますが将棋の解説をするわけでは無いので、細かいルールは完全無視します。
1回に1マスしか動かせないので、コマを前に動かそうと思うと、斜め左、前方、斜め右と、3方向に動かせる訳ですよね。
どれを選ぼうと、あなたの勝手ですよね。
そして、様々な動きの出来る沢山のコマを動かして、相手のコマを取っていくわけです。
そして、やったことのある人なら、分かると思いますが、必ず、敵のコマを一つ取るためには、自分のコマを犠牲にしなければなりません。
しなければなりませんというか、必ずそういう展開になります。
この『金将』邪魔だなッ。
って思ったら、その『金将』を取り除くという作戦遂行の為に、沢山の自分のコマを犠牲にして相手をハメ落とすという必要性が生じたりします。
基本的に、いわゆる商売の様な、経費100万で損しちゃったけど、売上120万上がったから、最終的には、20万の儲けだ!!
めでたしめでたし!!
という様な、計算とカケヒキの中で、徐々に終盤に向っていくものなのです。
で、何が言いたいかと言いますと、コレです。
このマス目です。
真ん中のマスに、コマを置いたら、動けるのは、前後左右で、8マスです。
つまり、8つの選択肢がある訳です。
もし、真ん中に、あなたが立ったとしたら、どうでしょうか?
同じです。
前後左右で、8マス動けます。
私達の現実世界にも、目に見えないだけでマス目があります。
そう、見えないのです。
見えないから、ついつい忘れがちになってしまいますが、あなたは8つの世界を選択できる訳です。
マス目が見えないと、どうしても『2つ3つ』くらいまでしか、選択可能世界が見えない事が往々にしてあります。
でも、実際はもっと広いのです。
また、戻ります。
マスの真ん中に立ってみて下さい。
8パターンの『選択可能世界』があります。
全て行けますよね?
重要なのは『選択』と『決断』だけです。
この『マスの中心に立つ感覚』が掴めないと、『私は運が悪いから……』となりがちです。
いいえ、未来は『選択と決断』で移行する物なのです。
マス目が『見えているか、見えていないか?』だけなのです。
そして、目的の為に『捨てるコマあれば、拾うコマあり』で進んで行くのです。