潜在意識が引っ張ってくる物の、大半は『形の無いもの』です。
まれに、『形の有るもの』を直接引っ張ってきてくれる事もあります。
しかし、90%は、『形の無いもの』だと思って、間違いありません。
つまり、軽い物なのです。
掃除機を掛けたとき、重い物は残り、軽い物だけが、吸い取られていきますよね。
あんな感覚をイメージして下さい。
私達が、引き寄せバキュームを掛けたときに、真っ先に、軽い物である、『情報』が引っ張り込まれてきます。
しかし、侮ってはいけません。
これこそが、本物の宝なのです。
よく世間では、今の時代は情報の価値は暴落していてゼロに等しいと言います。
情報は、検索すれば何でも手に入るからという訳です。
しかし、これは、本質を理解していない考えです。
森の中に隠された、貴重な一本の木を、そう簡単には見つけられません。
砂の中に隠された、たった一つの砂を見つけ出すことは、不可能なのです。
それを、あたかも発信器が付いているかの如く、見つけ出してくれるのが、『潜在意識』です。
闇雲に、ネットで検索をかけても、人に聞き回っても、その膨大な情報に振り回されるだけで、けして、目的地に辿り着く事ができません。
それどころか、こっちでは右っていっているけど、あっちでは左って言っていたなど、矛盾の嵐に巻き込まれ、混乱した後、結局、元より、訳が分からなくなっているのが現実なのです。
つまり、情報の価値はむしろ、上がっているのです。
古い時代は、森が少なく、林程度でした、つまり、そもそもの世界にある情報自体が少ないので、さほど混乱せずに、真実に辿り着けたのです。
しかし、現代は情報過多です。
樹海なのです。
だから、価値が暴落しているという言い方をするわけですが、まったく馬鹿げています。
昔、『ウォーリーを探せ』というキャラクターが流行りました。
赤と白のストライプの服を着た、外人の男性のキャラクターを、同じ様な服を着た大量の別人のキャラクターの中から、探し出すというゲームの様な物です。
ウォーリーは、確実の居るのです。
だけど、見つかりません。
10人ぐらいの中から、見つけ出せと言われたら、すぐに見つけ出せます。
しかし、1000人又は、10000人の中から、ウォーリーを探せ!!
と言われると、途端に、難しくなると言うか、事実上、なにかヒントがなければ無理になります。
つまり、現代は情報が、いくらでもありふれている。
だからこそ、情報の価値が、逆に高くなりすぎていると言うことです。
人生は、たった一つの情報で、成功したり、失敗したりします。
あの人を引き寄せる方法だって、ビジネスを上手く生かせる方法だって、全ては情報です。
そして、『あなたにとって』、正しい情報です。
これは、ヒントを与えてくれる存在がなければ、見つける事は土台不可能です。
それが、高次元の存在なのです。
そして、『引き寄せの法則』では、直接、その情報が引き込まれてくる訳です。
星の数ほどある情報の中から、たったひとつの真実が、真実の方から、あなたの方に自分から寄ってくるのです。
後は、それを利用して『グラウンディング』するだけなのです。
人生とは、『ウォーリー』さえ、見つければ良い。
ただ、それだけの話しなのです。