スピリチュアルの本質をお話しします。
良く、スピリチュアル、スピリチュアルと、言いますが。
実際は何を指しているのか?
これが重要です。
『科学』の対象概念として『スピリチュアル』があげられたりします。
スピリチュアルは非科学的であると言われる訳です。
科学的というのが好きな人には、忌み嫌われる対象にさえなったりします。
しかし、スピリチュアルが好きな人も、自分は科学的だと思っていてスピリチュアルを嫌っている人も、おそらくどちらの方もスピリチュアルを履き違えていると思います。
科学には、いわゆる普通の科学と、ウケを狙った『トンデモ系科学』があります。
トンデモ系の科学は、論外として、普通の科学でも、真理かと言ったら、そうとも言えません。
大半の科学は、学者同士で、矛盾した理論を、それぞれが『俺が正しい!』とケンカを繰り返しています。
あと、ココが一番重要なのですが、たとえノーベル賞の学者が言っていたとしても、正しいかどうかを計るすべが私にはありません。
ノーベル賞級の数学で証明された!!(ノーベル賞に数学はなかったと思いますが・・・)
と言われても、私はノーベル賞級の数学なんか出来ないので、正しいかどうか判断出来ないのです。
こんなの、結局は、神のお告げを話している人と、それを根拠無しに信じている人と、何も変わりません。
実際、理解出来ないからです。
でも、水が100度で沸騰したり、電話を掛ければほぼ100%の確率で繋がるのは、誰でも理解出来るし利用できます。
こういう事は、『真理』だと捉えて良いのです。
ちなみに、スピリチュアルにも、同じような事が言えます。
普通のスピリチュアルと、『トンデモ系スピリチュアル』の両方があります。
そして、一般に普及しているのは、普通『トンデモ系スピリチュアル』です。
スピリチュアルの本当の意味は、
水が100度で沸騰するとか、電話を掛ければほぼ100%の確率で繋がると言ったことに気が付く事なのです。
私達は、『科学』に振り回されます。
偉い先生が言った理論に振り回されて、もう古くなった統計に騙されます。
世の中は、嘘だらけです。
そして、『スピリチュアル』にも振り回されます。
好きな事理論に振り回されたり、荒唐無稽なファンタジーに騙されます。
本当のスピリチュアルとは、『科学』からも『スピリチュアル』からも、解放されて『自分は騙されていた』と気が付く事なのです。
世界の真の姿を、見る事なのです。
引き寄せが難しいのは、簡単な理由からです。
それは、騙されているからです。
騙されているんだから、難しいに決まっています。
そして、その『騙し』が、潜在意識に入力されてしまって、『真実かの如く振る舞っている』のです。
目を瞑って、リモコンを探すと、ものすごく難しい訳です。
でも、目を開いて、リモコンを手に取ることは、なんてこと無いわけです。
私達は、目を瞑っているのです。
ただ、目を開けば良いだけなのです。
それが、スピリチュアルの本当の意味なのです。
目を開けば、引き寄せは圧倒的に楽になります。
なんたって、見えている物を、ただ手に取るだけに過ぎないからなのです。