『本日正午、東京の某駅にて、刃物を持った男が、駅構内を走り回り、次々と……』
毎日1回は、そんな話しを聞いていたとしたら、要注意です。
最近は減ってきたと思いますが、朝、特に観てもいないけれど、テレビを付けっぱなしにして、出かける準備をしているとかいう習慣のある方は要注意です。
じっくり観ているのも、危険ですが、なんとなく意識していないけれど、耳に入ってきている。
これが一番危険だという事を、認識して下さい。
潜在意識は人間の『無意識』の部分と言われます。
その意味を良く考えて下さい。
『無意識』の部分なのです。
つまり、僕は『無意識に入ってきている情報の集合体』だと、最初から自分で名札を付けてくれている訳です。
潜在意識の特徴として『無意識に入ってきた物を最重要視する』というものがあります。
にも、関わらず、意味も無い『呪いの様な言葉』を、日々、摂取しているというのは、非常に長期間に渡る、自滅に見える訳です。
潜在意識の調律は、『無意識に入ってくる情報』のマネジメントが何より最初にやる最優先事項となります。
意識的に入ってくる情報は、別に、この本読むの止めとこ、とか、この番組観るの止めとこ、という程度で済みます。
しかし、無意識の……、というのは非常に難しくなる訳です。
だって、無意識って、もはや防ぎようがない訳です。
これは、出来るだけテロが発生しない地域に引っ越す事が、一番有効です。
つまり、ニュースを観ていて、意図しない悪い情報が入ってくるのを防ぐとか、ネットを見ていて意図しない悪い情報が入ってくるのを防ぐというのは土台不可能です。
また、よくありがちな事ですが、会うと愚痴しか言わない人然りです。
突発的に、ミサイルを打ち込まれる事になります。
問題は、『何と縁を作っているか?』です。
何と関わっていても、突発的なミサイルはあります。
生きている限り、マイナスをゼロにするのは不可能。(というか、ゼロにしちゃダメ)
しかし、その中で、【突発】を限りなく少なくする努力は必要です。
中学生が、ゲームセンターに遊びに行っていたら、どうも不良の高校生に絡まれて千円カツアゲされたらしいです。
それを、世の中では『当たり前』と言います。
良いか悪いかじゃなくて、
『起きて全然おかしくない事』なのです。
中東に遊びに行ったら、巻き込まれても別に不思議はないよね、と言いたい訳です。
しかし、ゲームセンターに遊びに行っていたら、アラブの石油王がカジノと間違えて遊びにきていて絡まれて、一億円おごってくれました。
なんて、起きるわけがないのです。
これをやっていたら起きて当然。
ここにいたら起きて当然。
世の中には、当然の空間がいっぱいあります。
つまり、起きそうな場所には最初から近づくな!という事です。
防ぎようが無いものは、近づかなきゃいいのです。
本質的に宇宙は防ぎようのない物しかありません。
しかし、起きる確率が場所によって違うという分布図の様な特徴があります。
わざわざ、危ない地帯で生活することは避けた方が無難です。
『無意識は、無意識だから、無意識なんです』
意識している事よりも、意識していない事が、自分を作っているのです。
引き寄せが難しく感じるのは、意識している部分でなんとかしようとするからです。
『引き寄せできなかった』という認識があること事態が、本質からずれています。
引き寄せは、『無意識』の領域を調律する事が、本質なのです。
つまり、自分が意識できない部分というのは個別にメスは入れられないので、その『空間ごと調律』するという事なのです。
しかし、ここで注意点は、以前の『人間関係』の記事でも言いましたが、限度は意識して下さい。
土台ゼロにするのは不可能なのです。
不可能というか、ゼロを目指す事は出来ますが、それをすると、『陰陽反転』します。
南に行きすぎて、北に行ってしまうわけです。
病気や事故を恐れるばっかりに、全てのリスクをゼロにしようと思った大富豪が、完全警備24時間体制の病院の無菌室で一生を過ごす様な事になります。
そう聞くと、そんな馬鹿な事をする人はいないと思うのですが、実際人間関係とかで、無菌室に入ろうとする人は、特に潜在意識信奉者では多すぎます。
こういう純血主義は、すごく分かります。
私も出来る事なら、そうでありたいです。
しかし、宇宙の法則は、『適度な雑菌の中にこそ、大輪の花が咲く』様に出来ているのです。
健康は、雑菌との共生というのは、誰もが当たり前の事として認識出来ます。
ただ、それだけの事なのです。
雑菌は極力減らした方が良いが、ゼロを目指すと、途端に『陰陽反転』するので注意を要します。
それと、同じような感覚で、雑菌情報は、出来るだけ減らして下さい。
特に突発的に入ってくる物は、気をつけましょう。
それが、徹底されたとき、潜在意識は自動で調律され、いとも簡単に引き寄せられる自分がいる事に、後になってから氣がつく事になるのです。