引き寄せられてくる人や物は、一体何を目印にして近づいてくるのかを考えた事はありますか?
これが、引き寄せという『糸』で引っ張っていると思うと、間違いを犯します。
あげく、自分の好き勝手な事さえやっていれば、引き寄せられてくると洗脳されてしまう訳です。
あなたという存在は、何に向っているのか?
ここまで単純で明白な物は、他に存在しません。
あなたは『愛』に向っているのです。
どんな行動であったとしても、あなたが引っ張られる時はいつも『愛』から引っ張れているのです。
つまり、あなたに降り注がれる愛に向って進んで行くわけです。
けして、『俺を愛せ!!』という人や物に引き寄せられる事はありません。
引き寄せのエネルギー源は、『愛』の次元空間から流れ込んでくるのです。
それを引き寄せたい願望に対して、燃料として使わせて貰おうというのが、本質なのです。
ちなみに、逆に『引き離しの法則』を使いたい場合は、『悪』の次元空間から流れ込んでくるエネルギーを、燃料にすれば良いだけです。
ここで、重要な事は、『引き寄せの法則』を使おうとしているにも関わらず、『引き離しの法則』の方を発動させてしまっている方が多く見受けられます。
ものすごく分かりやすい例で言うと『ストーカー君』とかです。
彼らは、引き寄せようとして、引き離しています。
正に『パラドックス』が起きている訳です。
しかし、これは他人事ではありません。
これと構造上まったく同じ事を、別の対象物でやってしまっている事が、引き寄せ実践者の中では、非常に多いからです。
これは、引き寄せの世界の話しに限りません。
世の大半の人はニュースでストーカーの話を聞いて『世の中おかしい人が居るね』と言いながら、まったく別の分野では、自分も構造としては同じような事をやってしまっているのです。
あなたが、やっている事で、引き寄せるどころか、逆に引き離してしまったと感じている場合は、正にそのものだと思って頂いて間違いありません。
しかし、それは、あなたが悪いわけではなく、『エネルギーの供給源』を間違えてしまっているというだけに過ぎないのです。
例えば、あなたが誰かに対して怒る時には、怒りの次元空間からのエネルギーを身体に流し込み、起爆させる訳です。
子供を怒るとしましょう。
怒りの次元エネルギーを燃料として起爆させると、何をしても『引き離しの法則』になってしまいます。
対して、同じ怒るでも、愛の次元エネルギーを、燃料として起爆させれば、これは逆に何をやっても『引き寄せの法則』に成る訳です。
やっている事が問題なのではありません。
燃料が問題なのです。
ちょっと、ふざけた例ですが、完全に本質を捉えている事を言ってみましょう。
『……、ただし、イケメンに限る』
などの様な事は、正にこういうことです。
イケメン次元エネルギーを材料にしてやったことは、何をやっても『引き寄せ』になる可能性が圧倒的大な訳です。
『俺、オシャレって興味ないんだよね。3年ぐらい同じ服着てるわ』
『きゃー!☆』
『俺、友達いないから、休みの日はぼっちなんだよね』
『きゃー!☆』
『俺、実はアニメオタクなんだよね』
『きゃー!☆』
これを、ブサメン次元エネルギーを材料にしてやると
『俺、オシャレって興味ないんだよね。3年ぐらい同じ服着てるわ』
『ギャー!!』
『俺、友達いないから、休みの日はぼっちなんだよね』
『ギャー!!』
『俺、実はアニメオタクなんだよね』
『ギャー!!』
に成る訳です。
やっている事は同じです。
エネルギーの供給源が違うだけです。
引き寄せで、エネルギーの供給源にしなければいけないのは、『愛の次元エネルギー』です。
愛は、かなりの高次元空間です。
ここから、エネルギーを引っ張り落としてくるのです。
高次元なだけに、すごい力が使える訳です。
対して、一般の引き寄せ理論で謳っている、『好きな事をする』というのも、時と場合によりますが、有効である事は確かです。
とは言うものの、ハッキリ言って『低次元空間』です。
力が弱いわけです。
この次元から引っ張り出してきた力というのは、偶然に時代に合うという、たまたまが重ならなくては、ほとんど力を発揮しません。
ギャンブル的次元エネルギーという事です。たまたまハマれば、爆発的成功を引き寄せますが、9割5分、負けます。
あなたは、美容室に来ました。
『今日は、どうする?』
『北川景子ちゃんみたいにしてください!』
そして、あなたが寝ている間にカットは終了しました。
起きたあなたは、鏡を見てビックリしました。
『全然、違うじゃないですか?』
『いや、これが今の流行なんだよね。絶対この方がいいよ!』
『流行とか、どうでもいいです。私は北川景子にしてほしいんです!』
『いや、俺の芸術では……』
『あなたの芸術は、どうでもいいです(`Д´)!!』