これを良く分かって下さい。
潜在意識とは『機械』です。
条件付けされた事を、延々と『引き寄せ』繰り返す事が仕事です。
ゆえに、重要な事があります。
必ず、入力する情報は『一貫性』を持たさなければ成りません。
歯車は、右と左に、同時に回らないというのと同じ理屈です。
周波数という波は、ズレると互いを打ち消し合ってしまうからです。
だから、常に『一点に向う』という事が大事です。
ありがちな事の中で、一番やってはいけないことは『論理的矛盾』を、そのまま潜在意識に入力する事です。
仕事だとしたら『安定』と『儲かる』を同時に、潜在意識に入力しようとする事です。
この二つは、物理次元で両立しないのです。
もし、潜在意識に『安定』を入力すれば、どうなるか?と言うと、放って置いても、安定した生活ができ、一切、生活の不安を感じないと約束されるであろう、極めて時代の波に翻弄されづらいお堅い企業との『縁』を引っ張ってきます。
年齢が許せば、公務員になる事でしょう。
対して、『儲かる』を潜在意識に選んだ場合は、上記とは対極的です。
基本的には『商売人』に成らされていくわけです。(成らされるという所がポイントです)
潜在意識に『強制的に引っ張られていくという事です』
儲かる事以外の縁が周りから消えます。
仮に起業しないとしたら、単純に、ベンチャー企業系との縁が引っ張られてくると思ったら良いですね。
いずれにしても『安定』とは、真逆の場所に身を置くことになります。
逆に言うと、だから儲かるという事になります。
かなり、単純なネタで話しをしましたが、どんな事にでも言えます。
実際に、あらためて考えれば、矛盾している事は理解できる訳ですが、普段の私達の思考はそもそも矛盾だらけです。
つまり、自然な思考の流れに任せていると、つい『安定と儲かる』を同時に潜在意識に突っ込んでいる事が多いのです。
よって、潜在意識が誤作動を起こす事になり、停止します。
例えば
とある女性が『どうしても恋人が欲しいのだがどうしたらいいだろうか?』
聞くところによると、その方は、ど田舎に住んでいるらしく、また職場もど田舎。
加えて、職場は、おじさんしかいないらしく、恋愛に発展できる環境には、まったく無かったわけです。
もうそうなったら、祝日を使って『引き寄せる』しかありませんが、仕事が激務の為、休みの日は、一切外に出たくないと言う訳です。
じゃあ、最低でもネットはどうなのか?
『私は、そういうのは絶対にやりたくありません』
『……』
もう、ここまで恋人獲得に対して悪条件が重なってきた場合、潜在意識に『恋人』を本気で入力すると、恐らく仕事を変える事態が引き寄せられてくるのは明白です。
だけど『それも絶対に無理だ!!』という訳です。
この場合に置いては『仕事』か『恋人』か?
という矛盾の境地に立つ訳です。
これは、この場合に置いてですが、同時に潜在意識に入力しても、誤作動になるだけで動かないんですね。
ここから、すごく重要な事を言います。
『どっちか?』
これを決めるのは潜在意識ではありません。
『顕在意識』が自分の意思で決めるのです。
ココを決めてあげなければ、潜在意識は動きません。
社長の意見が一つにまとまっていなければ、従業員は動けません。
ただ、それだけの事なのです。
引き寄せは、まず『顕在意識』での『決断』から始まるのです。
入力事項から『矛盾』を取り除くのが、決断です。
その後に、その入力に従って、潜在意識が、引き寄せを開始する事が出来るのです。