引き寄せの法則で、『効果の出方』つまり、引き寄せられる対象物とは、何か?
これは、かなり争いがある部分だと思います。
もちろん、目的としている『願望』その物が直接、自分に引き寄せられてくる。
これは、確かにそうです。
しかし、ひとつだけ注意して下さい。
段飛ばしでは来ません。
つまり、目的物に対して、けっこう近くまで来ているのであれば、それは『ポンッ!』とまさに飛び出してきたみたいに、出てきます。
引き寄せの法則の『イメージ通りの展開』という事です。
しかし、これは自分が気づいていないだけで、願望に物理的に近づいていた場合の話しです。
そうでない場合というのは、基本的に『情報』がもたらされます。
いわば『大天使』からのお告げというやつです。
宝探しに例えるなら、知らぬ間に宝島に迷い込んでいて、歩いていたら、木の根に足を引っかけて転びました。
倒れ込んだ自分の目前の地面から、何やら金色の物体が、ちょこんと顔を覗かせていました。
何だろうと思って、小さく掘って取り出してみると、なんと金貨ではございませんか。
まさかと思って、そのまま掘り進めたところと、キャプテンキッドの財宝を掘り当てたのです。
というのが、近くまで来ている場合の引き寄せられ方です。
対して、遠い場合は、屋根裏部屋で兄弟2人で遊んでいたら、つい暴れすぎて、古めかしい石膏の像を倒して割ってしまった。
これは、ママに怒られると、恐れおののいて、証拠隠滅を計ろうとした所、何やら破片の中から、紅茶色に染まった、一枚の紙片が紛れていたのを発見したのです。
開いてみると、それは『宝の地図』でした。
離れている時、それは『こうしろ!という情報』が引き寄せられます。
近い場合に限って、イメージ通りの引き寄せになるのです。
つまり、願望に対する距離によって、引き寄せられ方は千差万別に違います。
で、大体は、引き寄せようと思っている時点で『距離は遠い』です。
となると、もたらされるのは『地図』です。
『宝』では無いんです。
ここで、『引き寄せに失敗』した!と思ってしまう方がいます。
直接、引き寄せた様に見える人と言うのは、確かにいます。
でも、それは、たまたま近くに居たという話しなのです。
普通は、遠くにいます。
だから、欲しがる訳ですからね。
つまり、イメージ通りの『ポンッ!』と出てくる様な引き寄せがキマル人というのは、最初から少数派です。
あなたの方が『多数派』なのでご安心を!
つまり、それは失敗ではありません。
ここをしっかりと意識して下さい。
ここまでは、距離としてお伝えしてきました。
もう一つ違った言い方をしてみます。
マイナス10 ~ 0 ~ +10までのメモリがあったとします。
0の人は、足すだけで、10に近づいていきますから、比較的スムーズです。
しかし、現状が、マイナス7とかの人は、まず0に近づけるところから始まります。
この様に人によってスタート地点が全く違います。
魔法の様な引き寄せがキマッタという人は、そもそも、『+ゾーン』に居た可能性が高いという事です。
しかし、引き寄せに興味を持つ時点で、現状『-ゾーン』に居ると考える方が自然です。
人は、無いものを補ってくれる物に興味を持つからです。
となると、最初に出てくるのは『地図』である事が『99%』だと思っていただいて間違いありません。
なので、それで良いのです!!
しっかりと引き寄せられています。
後は、今度の日曜日、ママに友達の家に泊ると嘘をついて、冒険へと出発するだけなのです。