『シュレディンガーの猫』という話しを聞いたことがあるでしょうか?
有名な話しなので知っている方も多いとは思いますが、一応解説すると。
確か、シュレディンガーさんという科学者が、頭の中だけでやった実験で(つまり、実際にはやってないのでご安心を)
箱の中に猫を閉じ込める。
外から中は見えません。
で、その箱の中では50%の確率で、毒物が放出されるようになっているそうです。
すると、一定時間経過後、さあ箱を開けようとなった時に、果たして猫ちゃんは無事なのか?
確率は二分の一です。
この時、箱を開けて中を確かめない限り『無事』というパターンと『無事で無い』というパターンは、この瞬間に『両方同時に存在している』のだ!!
という事らしいです。
科学的という事らしいですが、どことなく『哲学』っぽい気もしますね。
もちろん『量子力学』の解説をするわけではありません。
そんな事は知りません。
しかし、これは、引き寄せる時に重要な教えの一つになりうります。
つまり、『両方同時に存在』している時のみ、引き寄せが起こります!
引き寄せは、いわゆる『5次元』に働きかける訳です。
そして、私達の居る『4次元』に影響を落としてくる訳です。
そうすると、必ず下の階層のルールに従う必要が出てきます。
『郷に入りては郷に従え』というのか、国が変われば、法律も違うというか、そんなもんだと思って下さい。
例えば、社長が『何をしてでも、売ってこいーッ!!』と会議で怒鳴り散らしていました!!
しかし、上が言っているからと言っても、実際に何をしても言い訳ではありませんよね。
『包丁突きつけて、コレを買えーッ!!』
だったら、出来るかも知れませんが、その瞬間に御用です。
つまり、上の意向には従いますが、ルールは守る必要があるという事です。
私達の次元まで、影響を落として来た瞬間に、いわゆる『物理の法則』と『道理』、コレは超えられません。
ワクワクしながら、ボールよ浮け!と念じてもボールは浮きません。
ワクワクしながら、会社に行ったら、パワハラ上司がイキナリ自分のいいなりになりはじめた。
とか、まあ、言うまでも無いですが、あえて言いますと、起こりません。
つまり、『引き寄せ君』は、上の次元から、下の次元(私達の次元)に降りてきた瞬間に、この次元の法則に則ってしか動けなくなります。
大地に水が流れ始めると、土の弱いところを探しながら、次第に川が出来はじめていきます。
それと同じように、弱い部分を作ると、ソコを突き抜けて、この次元に現象化させていくのです。
では、その弱い部分とは何なのか?
これが、『シュレディンガーの猫』で言っている。
同時に存在しているという、感覚です。
『同時に存在』しているという、『瞬間』が生成された時、その隙間が、高次元と低次元の『ワームホール』になっているのです。
高次元の影響は、ソコを通って、私達の次元に流れ込んできて、現実化します!!
サイコロは置いておいても、振らなければ、けして何の数字も出しません。
しかし、振った瞬間にそれは、『1~6』まで、全ての面が同時に存在している事になります。
それは、何が出てもおかしくないからです。
そして、この瞬間を使って、引き寄せは力を発揮できるのです。
だから、6を引き寄せたいなら、最初の1回で『6』を引き寄せられるのです。
6回振る必要はありません。
だから、引き寄せなのです。
6回振って、そのどれかで6がでるなら、それはタダの確立です。
願望を潜在意識にしっかりと届けた後に、
『願望を叶えた自分』
と
『願望を叶えていない自分』
が、この世界に同時に存在している瞬間を生成して下さい。
その空間は既に5次元です。
意識を照射したことが即時、現実化する、次元の窓なのです。
空間を5次元化しないで、意識を照射しても、ダメです。
幽霊は、さも出てきそうな所に出てくるのです。暗い夜道。深い闇の森の奥。廃病院の廊下。
真っ昼間の時間帯、街中の交差点に、幽霊が出たなどと言う話しを、私は一度も聞いた事がありません。