よく『捨てると、入って来る』と言います。
で、これは本当です。
スマホの画像とか動画とか、どのくらい残していますか?
何ギガバイトとかって容量が決まっていますよね。
少ないとすぐに一杯になってしまいます。
腹八分目じゃないですけれど、常に若干不足しているぐらいが丁度良いのです。
『潜在意識を整えて、行動しましょう』というのが、王道的な引き寄せ方法ですが、実はまだ少し不足しています。
新しい物が引っ張り込まれてくる『隙間』が必要なんです。
新しい仕事を引き寄せようとしても、現在の仕事でスケジュールがパンパンだったとすると、入り込む余地がありません。
引っ張り込まれてくる物は、『強引』にあなたのスペースに入り込んでくる訳ではありません。
通りすがりに『あれっ』と思って、声を掛けてくれる程度なのです。
家に呼ぼうにも、部屋が散らかっているから、呼べないのです。
昨日、片付けておけば良かったと嘆いても、時既に遅しなのです。
引き寄せって、『思考が現実化』するものです。
では、なぜ普段から現実化しないのか?
あなたの望む波動は、普段からあなたの周囲をうろついています。
ただ、入るスペースが無いから入らないだけなのです。
例えばお金が欲しいとします。
お金は、あなたの周囲に沢山ありますよね。
あなたがマンションに済んでいたとしたら、その棟に住んでいる世帯すべての貯金があなたの物になったら、たぶんそだけで、一生遊んで暮らせます。
盗っちゃいけないだけで、あなたの周囲にはお金が渦巻いて流れている訳です。
愛にしてもそうです。
あなたの所に来ていないだけで、街は恋人だらけです。
だって、そうですよね。
街に金が流れまくっていなければ、経済はとっくに破綻していますし、街が恋人達ばかりじゃなかったら、人類はとっくに絶滅しています。
分かりますでしょうか?
欲しい物や、願望が、日本とブラジルぐらい離れているならば、どう頑張っても手に入らないというのは、分かります。
しかし、実際は、いつも目の前にあるんです。
そのエネルギーが自分の所に流れ込んでこない理由は単純です。
もうスペースが無いから入ってこないんです。
エネルギーは『隙間』に入り込んできます。
お金も愛も夢も、全ては水だと思って下さい。
水の流れです。
空間が無い所には流れてきません。
空間が有るところ、有るところに向って流れていきます。
そのエネルギーの流れを自分に向ける事さえできれば、無限の『引き寄せエネルギー』を用いる事ができるという事です。
なので、『引き寄せ』を行うと言うのは、ある意味、『川の水を田んぼに引いてくる』というのと似ています。
邪魔になる『障害物』は全てどかしておかないといけません。
そして、田んぼに、しっかりと水が入ってきて溜まるスペースを作っているから、流れ込んできた水が溜まるのです。
あなたの田んぼには、もう既に過去に溜めた水が、ダムの如く居座っているのです。
そして、濁っています。
だから、入れ替えたいわけです。
だけど、大半の方は、その水を捨てる事無く、川から新しい水を引いてこようとします。
田んぼで考えれば、当然の話ですが、これが自分の事になると、おかしなことを平気でやり出すものなのです。
ちなみに捨てるとはどのくらいなのか?
自分が『不足感』を感じる位捨てるのが大事です。
そもそも不足しているから、入れる空間が出来ているという訳なので、足りていないと感じるぐらいまで身軽にする必要があるという事です。
『不足感』が入ってくる『スペース』になるのです。
ちなみに何度か言っていますが、捨てる対象物は『物』に限りません。
逆に言うと『物』だけスッキリさせても、『考え方』や『思想』、『人間関係』などが、今までのままで整理されていなければ、結局、スペースは出来ていないと思って下さい。
私達の『皮膚の外側』の世界こそが『潜在意識』です。
現実世界は『潜在意識』空間なんです。
という事は、『物』も『思想』も『人間関係』も、すべて同じエネルギー、波動です。
だから、スペースを作るには、『物』だけに非ずなんです。
究極、全てを捨てられれば、人生は一瞬で好転します。