『今、居る世界から、隣の世界へと、お引っ越ししませんか?』
私達は全てレール(電車の線路みたいな物)の上に居ます。
放っておくと終着駅まで、『オートメーション』です。
あなたの乗っている電車の、終着駅はどこですか?
その終着駅の『駅名』が、あなたが人生の最後に『引き寄せる物』です。
もし、あなたが路線を乗り換えた経験が無い人生ならば、間違いなく、その列車の始発駅には、自分で選択して行ったわけではありませんよね。
知らぬ間に走り始め、気が付いた時には、車窓から流れる景色を眺めていた自分に気がついただけです。
もう既に、飛び降りるには危険な位のスピードで列車は走っていた訳です。
とは言う物の、人生の局面には、様々な路線が連結しているターミナル駅に止まる瞬間もあります。
乗り換えるならば、そこが一番安全です。
しかし、これを読んでいる読者の皆様は、おそらく、ターミナル駅に居るわけでは無いと思います。
正に今、乗り移るには『危険』なスピードで走っている瞬間かもしれません。
だからこそ、こういうテーマの記事に興味があり読んでいるとも言えるでしょう。
ハリウッド映画さながらに、列車から列車に、飛び移るようなアドベンチャーこそが、パラレルワールドを移行する『キー』なのです。
ここで、別の角度から話しを展開してみます。
タロットカードには『愚者』という、特別なカードが存在します。
このカードが象徴している事が、正に『引き寄せの鍵』なのです。
その構図は、ひとりの若者が、天を仰ぎながら崖に向って歩いているという絵です。
このままでは落ちます。
でも、それは『今の常識』で考えているから、そう思うのです。
飛び出した人にしか分からない世界がそこに有り、『その世界にこそ、引き寄せ』があるのです。
この若者は、今の宇宙から、次の宇宙へと移行しようとしているのです。
それが、「愚者」です。
その時、他人から見た若者は『愚か者』に見えるでしょう。
列車から列車に飛び移る、その瞬間の『恐怖』こそが、『秘密のキー』なのです。
全ては『内側』にあります。
『外側』には無いのです。
あなたが、『引き寄せ』を行おうと思ったとき、『それ』は現われます。
それは、神話やファンタジーで必ず出てくる、『ドラゴン』なのです。
のどかな農村で育った何の取り柄もない若者が、旅を開始し、ついには立ちはだかるドラゴンを倒し、宝を持ち、帰還します。
その時、若者は勇者になったのです。
引き寄せを開始した時、あなたは内側で必ず『ドラゴン』と向き合う瞬間が訪れます。
そして、そのドラゴンを退治した時に、宝を得ます。
その宝が『引き寄せ』なのです。
ドラゴンを退治する前と、後では、若者の住む世界は全く違います。
今までのパラレルワールドに戻るのか、望んだ自分の居るパラレルワールドへ移行するのか?
移行した先の世界では、引き寄せは『奇跡』ではありません。
奇跡は『日常』なのです。
中央線で、東京駅へ着くのは『奇跡』ですが、山手線で東京駅に着くのは『日常』です。
今、何に乗っているのか?
今、どこに居るのか?
それだけの違いなのです。
『瞬間』から『瞬間』へ。
その間をつなぐのは『恐怖』であり、それが『秘密の鍵』なのです。